龍が如く7

【龍が如く7】#52 十二章(終) 荒川真澄と春日一番【光と闇の行方】

龍が如く7

 

本当にまた明日な……><

十二章―極道の終焉#10 荒川真澄と春日一番

 

龍が如く7

 

3K作戦以降、堂島大吾や真島吾朗、冴島大河を匿っていたのはニック・尾形だった。

 

 

そして今日、春日は荒川真澄とサシで会う

 

 

龍が如く7

 

荒川真澄は40年ぶりにもなる星野会長からの誘いがあり、春日とのご飯はなくなってしまった。

※春日との話が終わった後、星野会長とご飯を食べる……はず。

 

 

龍が如く7

 

100年続いていたものが急に無くなってしまった。

近江の組員たちも、街のカタギのみんなもまだ戸惑っているという。

 

解散届をあれだけの大人数で止められなかった

奴らのメンツはあの一件で丸潰れ、跳ね返りが暴れたところでたかが知れている。

 

先を見越す余裕なんて荒川真澄にはなかった。

ここまで上手くいったのも、やれることをやった結果だという。

 

青木遼は怒っているだろう。いや、怒り狂っているはずだ

 

 

龍が如く7

 

東城会を売るよう迫ってきたことで、その計画が早まったって見方もある。

荒川真澄「真斗は……自分の権力が膨れ上がる味を知っちまった」

いい加減デカくなり過ぎる前に止めてあげないと、あいつは身を滅ぼす

きっと、手にしたものすべてを失ってしまう

 

 

龍が如く7

 

龍が如く7

 

龍が如く7

龍が如く7

 

堂島や渡瀬たちは組織を解体した後、やっぱり極道でいるしかないって人間が山ほど出ると思っている。

実際にその通りで、そんな奴らのため、いずれなにかしら合法的な受け皿を作りたいと言っていた。

 

 

荒川真澄「その時機が来たら、俺もそれを手伝ってみたい」

 

春日一番「なるほど……じゃあ身体は空いてるんですね?」

 

荒川真澄「何して時間つぶしていいか分からないってのは、定年迎えたサラリーマンの気持ちなのかね」

 

春日一番「ならこれからまた俺を……親っさんの子分にしてくれますか?」

 

 

龍が如く7

 

春日一番「16の年に命助けてもらって以来……ずっとです」

 

荒川真澄「俺はお前を……真斗の代わりにムショに行かせたんだぜ? 18年もだ。組織の為だと嘘までついて」

 

春日一番「でも、納得して入ったんですから」

 

荒川真澄「そのうえ、出所してきたお前を……俺は銃で撃った」

 

春日一番「でも助かると見込んでのことですもんね」

 

荒川真澄「お前が生きて戻ってきたのは……」

 

 

龍が如く7

 

荒川真澄「俺がお前にしてやれたことなんていくらもねえ……。いくらもねえどころか……恨まれてもしょうがねえことしかやってねえんだ……」

 

春日一番「じゃあ俺に少しでも悪いと思ってんなら……また俺を子分にしてくださいよ!!」

 

荒川真澄「なあイチお前……ソープの桃源郷で生まれたんだってな?

 

春日一番「そうらしいです……」

 

荒川真澄「でもすげえ話だよな……。俺にはその話がトラウマになっちまってる。夢を見る時があるんだ」

 

春日一番「夢……ですか?」

 

荒川真澄「ああ……。40年前の大晦日……茜が……あいつが赤ん坊を産んでいる場所は……桃源郷なんだ。真斗がソープで……そんなわけねえのによ」

 

 

龍が如く7

 

荒川真澄「恥ずかしいことなんてねえ。お前は地に足を付けてしっかり生きてる。生まれた場所なんて関係ねえ。会いてえか? 父ちゃん母ちゃんに……」

 

春日一番「どうなんすかね……分かんねえっす。知らねえことがもう当たり前なんで」

 

荒川真澄「苦労したんだもんな……。俺が言えた義理はねえが……夢で見た話なんてのは……まったく不毛だな」

 

 

龍が如く7

龍が如く7

 

龍が如く7

 

十二章―極道の終焉#11(終) 翌日の朝

 

龍が如く7

 

龍が如く7

龍が如く7

龍が如く7

龍が如く7

 

関連記事

  荒川真澄の妻―茜さんが産んだ赤ちゃんが入れられた場所。 しかしその結末は、より悲しく辛いものだった。 [adcode] 十三章―コインロッカーベイビー#1   […]

龍が如く7
龍が如く7
最新情報をチェックしよう!