この時がやっと来たよ(`;ω;´)
青木遼が敵っぽいけどモヤモヤが残ってたからこれでスッキリしそう!
十二章―極道の終焉#7 荒川真澄と堂島大吾
必死に戦う春日たちに対し、まだ本気を出していないという真島と冴島。
それに対抗すべく気を張るが、荒川真澄によって終了する。
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荒川真澄と一緒に登場したのがこの男―元東城会六代目会長堂島大吾。
そして荒川真澄は堂島大吾に紹介する。
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東城会荒川組……春日一番
絶縁じゃなかった(`;ω;´)
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撃たないことを足立たちを信用させるため、奥の部屋で説明をする。
今まで起きたこと、荒川真澄がしてきたこと。
そして東城会の三人のこと。
十二章―極道の終焉#8 荒川真澄と東城会の真実
みんなが席に着くと、荒川真澄は話し始める。
2年前の神室町3K作戦以来、堂島会長を始め真島も冴島も姿を隠していた。
今三人がこの部屋にいるのも、荒川真澄と春日たちしか知らない。
東城会を神室町から追い出すために内部情報を青木遼に漏らしていたのは荒川真澄。
黙って聞く堂島会長に、春日は詰め寄る。
☆
荒川真澄は東城会を裏切ったわけではない。
内部情報を漏らしたのは、堂島会長の了解を取った上で行われたことだった。
堂島会長は欲深い非情な裏切り者を荒川真澄に演じてもらったという。
そしてそれが、結果的に春日を撃たせてしまうことになった。
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押しかけられては逃げられないと、話を続ける。
【荒川真澄】
ことの始まりは荒川真斗が青木遼として都知事にまでなった時だった。
青木遼は3K作戦で東城会をつぶすための内部情報を荒川組に寄越すように言ってきた。
断れば暴対法を使って組が潰れるまで荒川真澄を逮捕すると脅してきた。
そんな時、青木遼の要求を飲むことで荒川組の存続に目こぼししてもらう取引をすべき……と沢城が提案してきた。
しかし筋の通らないこの話に、荒川真澄は即断出来なかった。
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荒川真澄が頼みを断れば、恐らく他の組に同じ脅しをかける。
そしていずれ起こる、東城会の他の誰かが組織を裏切ることを見過す気になれなかった。
だから実の親子の縁は抜きにして、年の近い若い人間に相談するのが正しいと考えた。
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【堂島大吾】
もし東城会の情報を引き渡さなければ、難癖を付けられ荒川真澄は逮捕されていただろう。
暴対法はヤクザをどうにでも出来る法律。
結局、政治家や警察やらが都合の良いように暴対法を使って極道を好きに動かせるのが現状なら、今の極道の在り方には何の価値もない。
いずれ代紋を掲げることは、むしろ連中の奴隷であることの証ってことになる。
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警察の嫌がらせに逆らった下っ端組員の『使用者責任』を問われて刑務所に行った男。
日本最大の極道組織を動かす事実上トップ―近江連合若頭 渡瀬勝
明日出所次第、渡瀬はこの近江連合本部へやってくる。
その時を迎えるため、堂島たちは姿を消してきた。
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刑務所の中で心変わりをしていなければ、渡瀬も堂島と同じ考えを持っている。
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解散なんてされたら現役の極道が黙ってない。
明日ここで何が起きるのかも誰も予想はつかない。
だから絶対に信用出来る、ひとりでも多くの味方が必要なんだ。
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次の日
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ここで真島吾朗と冴島大河をデリバリーヘルプとして呼ぶことが出来るようになる。
この次(#52)は会話全部を載せたいと思ったので別けました。 [adcode] 十二章―極道の終焉#9 春日たちが近江本部に着いてから間もなく、渡瀬勝がやってくる。  […]