会社経営とかいいですよ(/・ω・)/
十二章―極道の終焉#3 星野会長
現金を渡す春日。
星野会長の方はというと……まだ候補者は見つかっていなかった。
でも約束はちゃんと果たすと星野会長は言ってくれた。
そして春日は出かける用があると話す。
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理由を聞かれ、荒川真澄が蒼天堀で春日の助けがいることを話す。
星野会長も荒川真澄が大阪へ行くことは聞いていた。
服役中だった近江連合の若頭が出所する為、その出迎えにいくらしい。
名前は渡瀬勝。
蒼天堀で荒川真澄に会う時は、拳銃で撃たれることはないだろう。
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十二章―極道の終焉#4 青木遼と沢城丈
渡瀬は若頭、荒川真澄は渡瀬代行の立場。
早めに一度、顔を突き合わせて挨拶しておくのは当然かと……と沢城。
青木遼「なら、なんで今回に限って事後報告なんだ?」
青木遼は荒川真澄の動きは逐一報告しろと命令していた。
しかし沢城も先程知らされた……という。
何が起きるか見物だな
渡瀬と荒川真澄が会って何も起きないはずがない。
何か企みがあると青木遼。
近江連合の会長は寝たきりで、回復の見込みは薄いという。
そうなると、跡目の話もしなくてはならない時期。
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青木遼「でももし、跡目の話が起きる前に渡瀬がいなくなると話は違ってくるよな」
荒川真澄はそうなる前に渡瀬を消す?
神室町3K作戦の時、青木遼は荒川真澄に東城会を売れと迫った。
しかし近江連合を引き込めと言った憶えはないが、荒川真澄は自分の判断で引き込んだ。
それで一躍、東城会の三次から近江連合の大幹部へ昇進した。
青木遼「頭の切れない極道だと思っていたが、ちゃっかりしてるよ」
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身内が仕切る方が今後、何かと都合がいい。
ただ……気になることもある。
挨拶だけで済ましたのならそれはそれ。
青木遼「だが、渡瀬を消すつもりなら俺に事前に連絡すべきだろ?」
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青木遼「ヤクザが力を振るえるのはあくまで俺の監視下でだけだ!!」
青木遼の立場は3K作戦の時とは違う。
表の世界の頂点に立とうという人間は、裏の世界の情報も細やかに把握しておく必要がある。
それは相手が実の親でも例外はない。
必要なのは歴然とした上下関係だけ
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次回から大阪へ
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このシーンめっちゃ好き(´゚д゚`) [adcode] 十二章―極道の終焉#5 結局みんなで来ることになった春日たち。 ミツ[…]