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【龍が如く7】#31 十章―恩威並行を忘れず 青木遼の見る先【光と闇の行方】

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十章スタートです(/・ω・)/

そろそろサブストーリーもやっていきたいところです(゜レ゜)

十章―恩威並行を忘れず#1

 

ナンバは弟に会うため、走っていった。

これでナンバの目的は果たせたため、ここでお別れになるのだろうか。

 

 

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小笠原への尋問が始まる。

 

しかし春日の脅しに屈しない小笠原は中々話そうとしなかった。

そこでジュンギたちが協力することに。

 

 

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改めて、尋問を開始する。

 

Q:小笠原が近江連合の手綱を握っているのか?

A:違う。握っているのは都知事―青木遼だ。

 

Q:都知事は青木遼って名前を使う前、もう一つ別の名前を使ってなかったか? 荒川真斗

A:なんでその名前を……。

 

小笠原が青木遼に会ったのはもう20年近く前、留学先のアメリカだった。

政治と経済を専攻しており、頭の切れる学生という印象。

その時から名前は青木遼で、もう一つの名前はもっと後で知った。

車椅子も使っていなかった。

 

青木遼は金持ちだってのはひと目で分かるくらい、豪勢な生活をしていた。

小笠原も青木遼と付き合って損はない相手だと思った。

 

だが卒業して日本に戻った時、想像以上の金持ちだということを改めて知った。

そしてお金だけでなく、裏社会とも太いパイプを持っているということ。

うなるほどお金があり、裏の力さえ動かせる環境にいながらも、青木遼は何一つ満たされてはいなかった

 

青木遼は全く別のものを求めていた……。

 

 

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世の中にはお金にもヤクザにも従わない人間がいる。

屈服させる

表の力こそ、その答えだと言っていた。

 

 

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これは幼稚な発想ではない。

 

日本の民主主義で人気者に勝てるのは、それを超える人気のある人間だけ

人気はお金や裏の力じゃ手に入らない

だがそれを手に入れない限り、絶対的な権力も手に入らない。

 

だから青木遼は東京都知事のポジションに狙いを定めた。

東京都知事こそ、この国でもっとも人気を効率よく権力に変えられる存在

 

 

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総理大臣は民自党の政治家たちが内々で決める役職にすぎない。

ただ馴れ合いで決めているだけ。

 

でも都知事は1000万人の都民から直接選挙で選ばれて初めて成れる役職

つまり、投票数がそのまま権力の大きさを表す。

 

 

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都の予算規模はアジアやヨーロッパの一国に並ぶ14兆円

国より何倍もの予算を使える。

 

リアルな人気に支持されつつ、法外なお金が扱える。

「これ以上の権力がどこにある?」

だから青木遼は小笠原と出会った当時からすでに都知事の座を見据えていた。

そして小笠原はその偉大な計画のパートナーとして選ばれた。

 

 

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ブリーチジャパンの設立も、「世の中のグレーゾーンを無くそう」ってお題も青木遼が考えた。

青臭い上にありきたりなスローガンだと小笠原は思った。

 

しかし青木遼は荒川組の力とお金で最初からある程度の人員を組織できた。

そこが他の人間にはない強みであり、政治はスローガンではなく結果が全て

結果が出せる可能性がある以上、付いて行って損はないと思った。

 

 

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ブリーチジャパンも結成当初は若者の集まりとしか認識されなかった。

活動も「腐敗の根絶」「平等で公平な社会」、そういうことをひたすらあちこちで叫び続け、お金と時間を使っていた。

無駄遣いってことは小笠原も最初に思った。

だけど青木遼はその先を見ていた。

 

 

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腐敗を絶ち、平等な社会の実現……確かに聞こえのいい言葉だ。

でもそんな青臭い言葉でも、懸命に叫ぶ人間を誰も批判したりはしない

叫ぶ人間が何者であっても、むしろ世間は褒めてくれる

 

学もなく、努力したことさえもない……。

そんな若者でも世直しを叫ぶだけで人々に褒められる。

叫ぶ本人も何かを成した気になれる。

 

 

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【ファッションでやってる】ってどういう意味? (´・ω・`)

 

そういう人たちを集めることが狙いだった。

そしてどんどん組織は大きくなる。

 

更に効率を良くするため、組織の中にサクラの女性も大量に用意した。

彼女らは熱心な信者を増やし続け、久米なんかも釣った。

 

全国に広がるブリーチジャパンには、思わぬボーナスもあった。

グレーゾーンを追及すると、たいてい地元の腐った権力者たちが関わっている。

そういった政治家や役人は脇が甘い人間が多い。

そして同時に、お金と裏社会の権力にはめっぽう弱い

 

そういう連中の弱みを調べ上げるのは簡単だった。

でもその割りに、明るみに出れば一瞬で破滅するような裏の情報がたくさん手に入った。

これがボーナス

この情報でいつでも彼らを好きに操れる

 

 

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全国の支部を合わせれば、常駐する人間が500人

だだ、デモに参加するだけの者なら10万人はいる。

そのトップにいるのがこの小笠原。

 

 

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「元荒川組員なのに、ここで何をしているんだ?」

異人三の肩をもってどうする。

組に戻りたければ小笠原が知事に頼んでもいいという。

小笠原を開放し、春日は荒川組に戻る……「それが最もお互いに良策だ」

 

 

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