有名人になったキョウコをクラス会に呼びたい。
なぜ、来ないの? なぜ、連絡が絶たれていくの?
あの頃――10年前に、何があったのか。
あらすじ
高校卒業から10年。
元同級生たちの話題は、人気女優となったキョウコのこと。
クラス会に欠席を続ける彼女を呼び出そうと、それぞれの思惑を胸に画策する男女たちだが、一人また一人と連絡を絶っていく。
あの頃の出来事が原因なのか……?
教室内の悪意や痛み、十年後の葛藤、挫折そして希望を鮮やかに描く。
感想/レビュー
まずはじめに、本作は本格ミステリになっています。
プロローグに描かれている出来事、これは一体どういうことか、それを5人の視点から描かれています。
辻村深月さんらしい、人間関係がリアルな物語。
ただ、私の読解力不足のためか、解決されない事柄がありました。
なぜそうなったのか、読み終えても分かりません。
いずれ再読をしようと思っています。
辻村深月 読む順番のおすすめ
- 凍りのくじら
- スロウハイツの神様(上下)
- 島はぼくらと
- 冷たい校舎の時は止まる(上下)
- 子どもたちは夜と遊ぶ(上下)
- ぼくのメジャースプーン
- 名前探しの放課後(上下)
- ロードムービー
- 光待つ場所へ
- ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ