暗闇の囁き

【本格ミステリ】暗闇の囁き あらすじ・感想/レビュー【綾辻行人】

暗闇の囁き

 

  1. 緋色の囁き
  2. 暗闇の囁き
  3. 黄昏の囁き

囁きシリーズ第二弾の暗闇の囁き。

 

あらすじ

 

森の狭間に建つ白亜の洋館。

美しく謎めいた兄弟・実矢と麻堵(まど)の周囲で相次ぐ奇怪な”死”。

ある者は髪を、ある者は眼球を……奪われた死体の一部分は何を意味する?

兄弟がひた隠すもう一人の少年――”あっちゃん”の秘密とは?

 

感想/レビュー

 

まず最初に、第一弾である”緋色の囁き”が良すぎたため、本作はイマイチ感が高くなる作品でした。

 

実矢と麻堵の兄弟には秘密がある。

小学生だからこその秘密であり、考え方で物語は進む。

 

何が正しくて、何が違うのか、恐ろしいものも多々ありますが、とにかく哀しい。

 

終章が3頁と短く、エピローグも無いのであっさりと終わる本作。

デビュー2年めということや、箱詰めでの執筆らしいので、無理矢理感も否めない。

もう少し書けたんじゃないかと思うと、それも少し哀しい作品だと思いました。

暗闇の囁き
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